東南アジアの国々では日本車や韓国車のタクシーをよく目にするが、マレーシア・クアラルンプールで走っているタクシーはほとんどがマレーシアの自動車メーカー、プロトン社製のものだ。
その中でも圧倒的に多いのが、かつての三菱『ランサー/ミラージュ』をベースにしたプロトン『サガ』で、タクシーと言えばこのスタイリング、と言えるほど現地ではポピュラーな存在。
料金はメーター使用で初乗り2kmまでが2リンギット(約60円)だが、交渉制になる場合もある。ドライバーによると、流しの車はメーターで、観光地・繁華街のタクシースタンドから、もしくは深夜に乗る場合は交渉制になることが多いそうだ。