ナビスターがフォードにディーゼルエンジン提供

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トラック、エンジンのメーカーであるナビスターインターナショナル社が、フォードの2008年モデル『Fシリーズ』スーパーデューティピックアップに、新型 の6.4リットル・パワーストローク・ディーゼルエンジンを提供する。

Fシリーズスーパーデューティの現行モデルは6.0リットルV8ディーゼルエンジン搭載だが、新しいパワーストロークエンジンはよりパワフルで、燃費は現 行のものと変わらないという。これは北米では初のハイプレシジョン、ハイプレッシャー、コモンレール式燃料噴射システム採用のディーゼ ルエンジンとなる。

アメリカでは規制が厳しいディーゼルだが、トルクが大きいためヘビーデューティトラックでの採用は年々増加している。1994年から2006年までの間 に、年率9%の成長を見せており、現在ではヘビーデューティトラックの69%がディーゼル搭載だ。

フォードのFシリーズスーパーデューティはヘビーデューティトラック市場の5割を占める人気モデル。ヨーロッパではすでに一般的なコモンレール式燃料噴射システムが、これを機にアメリカでもスタンダード化する可能性もある。

フォードのFシリーズスーパーデューティは9月28日のテキサスステートフェアで発表される予定で、今年末から08年モデルとしての販売が始まる。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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