マツダ『ロードスター』の開発主査を務めた貴島孝雄さんは「パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)の構想は3代目の開発当初からありましたが、納得がいくまで作りこんだ結果、発売はソフトトップから1年遅れとなりました」という。
「欧米ではオープンカーは電動ハードトップが主流となり、ロードスターにもハードトップの要望が多く寄せられました。その声をマーケットとしても見逃がせないと思い、パワーリトラクタブルハードトップを設定しました。このモデルをトレードマークとして3代目を成長させていきたいと思います」
事実、パワーリトラクタブルハードトップには世界初の機構も多く、見どころも多い。このモデルを追加することによって、再び日本市場でロードスターに注目が集まるだろう。