走行中の路線高速バスから出火、ケガ人なし

自動車 社会 社会

20日夜、広島県三原市内の山陽自動車道下り線で、走行中の路線高速バスから出火。エンジンルームの一部を焼く事故が起きた。乗客乗員21人は出火直後に車外に脱出し、ケガ人は出なかった。

広島県警・高速隊によると、事故が起きたのは20日の午後9時30分ごろ。三原市高坂町付近の山陽自動車道下り線を広交観光バスが運行する路線高速バス(神戸発、広島行き)が走行していたところ、後部エンジンルーム付近から出火した。

運転手は路肩にバスを止めて消火を行ったが、エンジンルームの一部を焼いた。乗客20人は延焼前に車外へ脱出。ケガ人は出なかった。

出火したバスは1989年に三菱ふそうトラック・バスが製造した車両。警察の調べに対し、運転手は「出火直前に油圧の異常を知らせるランプが点灯し、焦げ臭い匂いが漂ってきた。バスを止めて確認したら火が出ていた」などと話しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース