フェラーリ、クラシックカー専門事業部を開設

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フェラーリは7月25日、フェラーリ・クラシックカーの修復・メンテナンス業務と技術支援、そしてオーナーに鑑定書を提供することを目的とした専門事業部「Ferrari Classiche」(フェラーリ・クラッシケ)を、イタリア、マラネロの本社内に開設した。

Ferrari Classicheのオフィスとワークショップは、950平方メートルのスペースを占める。今後は同事業部を通じて、文化遺産とも言うべきフェラーリ・クラシックカーを保護し、フェラーリの歴史と伝統の維持を図る。

鑑定申請されたモデルは、本社の「Ferrari Classiche」事業部、または全世界の特別認定センターで非常に慎重な検査を受ける。さらに、エンジニアのピエロ・フェラーリ副会長が委員長を務めるCOCER(Certification Committee:鑑定委員会)が、フェラーリのアーカイブを利用して、車の技術的な特性を評価する。鑑定プロセスにおいては技術的な検査が最も重要なステップであり、対象車が100%機能しているか、またシャシー、エンジン、ギヤボックス、トランスミッション、サスペンション、ブレーキ、ホイール、車体構造、インテリアなどがオリジナル品であるか、または少なくとも元の仕様を満たしているかが判断される。

7月25日には、ルカ・ディ・モンテゼモロ会長をはじめ、ピエロ・フェラーリ副会長、ジャン・トッド マネージング・ダイレクター、市販車部門の責任者であるアメデオ・フェリーザ、セールス・マーケティング部門の責任者アンドレア・ボッツォーリ、そしてロベルト・ヴァリエッティFerrari Classiche事業部長などが出席、オープニングセレモニーが行われた。

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