日産自動車が発表した6月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年同月比10.5%減の27万7435台となり、2ケタのマイナスだった。6カ月連続のマイナス。
国内生産は同13.3%減の10万8568台で、6ヵ月連続のマイナス。国内販売の不振で、『キューブ』などが低迷した。
国内販売は同19.4%減の6万5412台と大幅マイナスだった。9カ月連続のマイナス。『ブルーバードシルフィ』以外の主力モデルが低迷した。
輸出は同5.0%減の5万2245台だった。北米向けインフィニティ『G35』(日本名:日産『スカイライン』)の2007年モデルに切り替えによる2006年モデルの輸出台数の減少で低迷した。
海外生産も同8.6%減の16万8867台と低迷した。メキシコは同21.8%増と好調だったものの、主力の米国が同24.9%減、英国も同4.6%減だった。