スズキ『SX4』(4日発表)のスタイリングで目を引くのが、Aピラーとフロントドアの間の大きなクオーターウィンドウだ。SX4はキャビンを前方に出し、フロントドアのカットラインを後退させることによって大きなフロントクオーターウィンドウを確保している。
スズキデザイン部インテリアグループ係長の縫村利喜デザイナーは「クオーターウィンドウを大きく取ることで視界を向上させている。また、この部分のインパネの高さを一段下げることで、下方視界を向上させ、キャビンの開放感をより高めている」と話す。
アップライトな着座姿勢と大きな頭上空間に加え、独特なウインドウ形状も空間的開放感の向上に貢献している。