冬用タイヤ顧客満足度調査…JDパワー

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JDパワーアジア・パシフィック(蓮見南海男社長、東京都港区)は27日「2006年日本冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)購入店満足度調査」の結果を発表した。スタッドレスタイヤの購入先はカー用品店、タイヤ専門店がそれぞれ全体の3割弱を占め、販売員の対応や整備・サービスが販売店への満足度を大きく左右することが分かった。

冬用タイヤの購入店に対する満足度を調査したのは今回が初めて。04年5月から06年2月までの間に、スタッドレスタイヤを購入した一般消費者を対象に調査し「、1565人から回答を得た。

スタッドレスタイヤの購入先は、全体の29%が「カー用品店」、同28%が「タイヤ専門店」と回答。また「ディーラー」は17%、「サービスステーション」は10%、「自動車修理工場」が7%、「インターネット・通販」が6%などとなった。首都圏で42%がカー用品店で購入。北海道や北陸・甲信越、中国地方ではディーラーで購入する割合が2割強あった。

購入店に対する満足度は「販売員」「整備サービス」「施設」「商品の品揃え・陳列」の4つのファクターで、合計1000点満点で評価。業界全体の満足度は、650点だった(インターネット・通販を除く)。満足度に対する各項目の影響度は、販売員と整備サービスで7割を占めた。

業種ごとの強み、弱みも特徴が分かれた。カー用品店は、品揃えや陳列に強みを持つが、販売員、整備サービスに弱みが見られた。タイヤ専門店は整備サービスに強い一方、施設に不満がある消費者が多かった。

ディーラーやサービスステーションは、販売員、整備サービスに強いが、陳列・品揃えが弱みであることが分かった。

《編集部》

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