BMWグループ、ITと通信分野の開発促進…ユーレコムの合弁パートナー

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BMWグループは、ヨーロッパのITと通信分野における研究および教育機関「EURECOM(ユーレコム)」と、合弁パートナーとなると発表した。

EURECOMは1991年に設立され、フランス南部の街ニースに近いソフィア・アンティポリスのテクノロジー・パークに拠点を置いている。BMWグループの子会社、BMW Group リサーチ&テクノロジーが車両IT、通信、マイクロエレクトロニクスの分野でノウハウをさらに強化するとともに、ヨーロッパの大学、研究所、企業との協力関係の幅を広げていく。

BMW Groupリサーチ&テクノロジーのレイモンド・フライマン博士は、「EURECOMに名を連ねる国際企業9社と大学4校は、世界に誇るソフィア・アンティポリスのテクノロジー・パークの理想的な合弁パートナーで、国が支援するテクノロジー・パークはヨーロッパのテクノロジー・ネットワークの極めて重要な拠点となっている。ここには企業1400社、フランスの国立大学、国の研究機関、民間団体が拠点を置いており、BMWグループの世界的な研究および革新のネットワークが戦略的に拡大することになる」としている。

中心となるのはネットワーク技術、ブロードバンドのワイヤレス・ネットワーク、モビリティとセキュリティ。BMWグループリサーチ&テクノロジーは、ビジネスと科学の両面で分野を越えた協力を促進し、修士課程や博士号を目指す学生たちのインターンも積極的に受け入れている。

《レスポンス編集部》

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