トヨタ自動車は13日、東京・青海のMEGA WEBでパワートレイン技術取材会を開催し、その席上、渡辺捷昭社長は「環境、安全への対応は世界的にたいへん重要な課題」と強調し、トヨタの環境対応への戦略について次のように語った。
「できるだけグループの総力をあげて環境技術への対応をしていきたい。ただ、われわれだけではできない部分もあるので、特にエネルギーに関係する会社と連携をさらに深めていくことになると思う」
すでに、トヨタは新日本石油とバイオディーゼル燃料について共同研究を進めており、今後こういったケースがさらに増えてくることになる。また、同業他社との連携については、「必要に応じてやっていく」(渡辺社長)とのことだ。