15日午後、京都府京都市西京区内の国道9号で、京都市交通局の運行する路線バスと、中学3年生の男子生徒が乗った自転車が接触。この中学生と、急ブレーキによって座席から投げ出されたバスの乗客2人が軽傷を負う事故が起きた。
京都府警・西京署によると、事故が起きたのは15日の午後0時30分ごろ。京都市西京区樫原鴫谷付近の国道9号で、京都市交通局の運行する路線バスが前方を走る自転車を追い抜こうとしたところ、この自転車がバスと接触して転倒した。
31歳の男性運転手は接触音に気づいて急ブレーキを掛けたが、この際に座席から女性客2人が投げ出され、手すりで顔や足を打撲する軽傷。自転車に乗っていた中学3年生の男子生徒も頭を打撲する軽傷を負い、全員が近くの病院で手当てを受けている。
警察ではバスの運転手から業務上過失傷害容疑で事情を聞いているが、バスが自転車を追い越した直後に接触したとみられていることから、風圧で引き寄せられた可能性も視野に入れて調べを進めている。