15日早朝、東京都中央区内の首都高速都心環状線外回りで、大型トレーラーがカーブを曲がりきれずに側壁に激突、横転する事故が起きた。トレーラーには医薬用外劇物に指定されているホルムアルデヒドが積載されていたが、タンクに損傷は無かった。
警視庁・高速隊によると、事故が起きたのは15日の午前6時10分ごろ。中央区築地5丁目付近の首都高速都心環状線外回りで、劇物のホルムアルデヒド(ホルマリン)約1万8000リットルを積載していた大型トレーラーが右カーブを曲がりきれず、道路左側の側壁に激突し、弾みで横転した。
運転していた55歳の男性にケガはなく、事故に巻き込まれた他の車両もいなかったが、撤去作業の際にタンクから液体が漏れ出すおそれもあったため、京橋ランプ−汐留ジャンクション間の両方向が午前8時50分から約55分に渡って通行止めとなり、付近で渋滞が発生している。
警察では事故の原因を調べているが、現時点では速度超過と、運転操作ミスが原因とみられている。