無人の路線バスが動きだし、土手を滑り落ちる

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4月26日夜、富山県富山市内で出発準備中だった富山地方鉄道バスが運行する路線バスが無人のまま動き出し、川の土手を滑落する事故が起きた。バスには客も乗っておらず、負傷者は出なかった。

富山県警・富山南署によると、事故が起きたのは4月26日の午後8時20分ごろ。富山市東福沢付近にある福沢地区コミュニティーセンター構内で、折り返しのために出発待機していた富山地方鉄道バスが運行する路線バスが無人のまま動き出した。

バスは発着場出入口付近の傾斜を下り、幅員約5mの県道を横断。そのままガードレールを押し倒し、黒川の土手を10mほど滑落したところでようやく停止した。バスに客は乗っておらず、ケガ人もいなかった。

警察では46歳のバス運転手から事情を聞いているが、この運転手は事故当時に電話を掛けるためにバスから離れていた。状況からサイドブレーキの掛け方が甘かったものとみられている。

《石田真一》

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