トヨタ自動車は26日、レクサスブランドの旗艦モデルとなる『LS』を国内初公開した。V型8気筒・4.6リットルエンジン搭載の「LS460」を9月に発売するほか、ハイブリッド車「LS600h」と「LS600hL」を、来春発売する。
LS460に搭載するV8エンジンは17年ぶりに一新。新開発の前後マルチリンク式サスペンションとの組み合わせにより、優れた基本性能を実現した。安全装備では、歩行者・障害物検知、後方検知などの先端技術を導入した、進化したプリクラッシュセーフティシステムを採用する。
LS600hには、ハイブリッド用に、排気量5.0リットルのV型8気筒エンジンを専用開発し、高出力モーターとAWD(全輪駆動)システムを組み合わせた、新ハイブリッドシステムを搭載した。
ショーファードリブンとなるLS600hLは、全長5150mm、ホイールベース3090mmとし、ベース車に比べ、全長、ホイールベースをそれぞれ120mm延長したモデルとなる。