19日未明、茨城県那珂市内の市道で、道路脇にしゃがんでいた男性が後ろから進行してきた大型トラックにはねられて死亡する事故が起きた。警察では大型トラックを運転していた39歳の男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。
茨城県警・那珂署によると、事故が起きたのは19日の午前4時ごろ。那珂市後台付近の市道で、近くに住む62歳の男性が道路脇にしゃがみこんでいたところ、後ろから走ってきた大型トラックに突っ込まれた。男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打しており、間もなく死亡した。
警察では大型トラックを運転していた39歳の男性から業務上過失致死容疑で事情を聞いているが、男性は「道路脇に人がいることには直前に気づき、急ブレーキを掛けたが間に合わなかった」などと話しているという。
死亡した男性の近くには壊れた自転車があり、警察では男性が自転車の修理を行うために路上に座りこんでいた可能性が高いとみている。