朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。
2006年4月21日付
●GM再生の道険しく 1−3月期決算6四半期連続赤字(読売・10面)
●連休前ガソリン値上げも 家計に打撃じわり(読売・10面)
●ブレーキに欠陥、いすゞがリコール、小型トラック3万7000台(読売・37面)
●富士重、ボーイング向け部品工場が完成 70億円投資(朝日・13面)
●ヘッドレスト調整して、JAF実験、追突、首への衝撃強く(毎日・27面)
●日産が学生ターゲット、自動車デザイナー育成(産経・8面)
●GW中ETC割引、首都高(産経・25面)
●RV窃盗、主犯格の男逮捕、首都圏で800台(産経・29面)
●VWリストラ難航、社長進退問題浮上(日経・9面)
●日産、米で生産調整4−6月(日経・11面)
●車にTVカーナビ活気(日経・33面)
ひとくちコメント
経営不振が深刻化している米GM(ゼネラルモーターズ)。今年1−3月期決算は、3億2300万ドルの純損失を計上し、前年同期の12億5300万ドルに比べ赤字は大幅に縮小したが、最終赤字決算は4半期ベースで6期連続。
きょうの読売などは「再生の道のりは険しい」と報じている。また、日経も「GM危機広がる波紋」というタイトルで特集を企画、「GM連邦」の解体の実態と課題をレポートしている。巨人の大手術だけに健康体に回復するにはかなりの時間がかかることは間違いない。