横浜ゴムは、中国事業統括会社の横浜ゴム(中国)有限公司とタイヤ販売会社の横浜輪胎銷售(上海)有限公司が、上海市で合同開所式を行ったと発表した。
式は政府、得意先販売店、銀行関係者など約90人の来賓が出席した。横浜ゴムの冨永会長は式典で「統括会社の傘下に、中国内の横浜グループの全事業の展開を推進し、また、タイヤ販売会社設立により販売力を拡大していく」と挨拶した。
横浜ゴム(中国)有限公司は、昨年11月、中国事業の拡大を目的に、横浜ゴムが100%出資して上海市に設立した持ち株会社で、中国国内にすでに設立した横浜ゴムグループの企業と、新たに設立する企業を傘下に加えていく。
横浜輪胎銷售(上海)有限公司は、横浜ゴム(中国)有限公司とYHIコーポレーションの合弁会社で、今年1月上海に設立したタイヤ販売会社。中国タイヤ市場で、生産・販売の連携と販売企画力の強化を図り、販売量を増大していく計画だ。