タクシーへ強引に乗せると監禁容疑

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警視庁は4日、面識の無い中学生に因縁をつけて殴る蹴るの暴行を加え、本人の同意無くタクシーに乗せて連れ回したとして、15歳の少年7人を傷害と監禁の容疑で逮捕した。

警視庁・少年事件課によると、問題の事件は1月29日に発生している。東京都町田市原町田付近で、中学3年生の男子生徒(当時)が同年代とみられる7人の少年から因縁をつけられ、近くの路地に連れ込まれて殴る蹴るの暴行を受けた。その後、JR町田駅付近からタクシーに乗せられて約17km離れた川崎市麻生区内まで連れて行かれ、その後に解放された。

男子生徒は解放後に被害を届け出ており、警察は逃げた少年たちの行方を追っていたが、2005年11月に発生したキャッシュカード偽造事件の際、現金の引き出し役を務めたとして今年2月に窃盗の容疑で逮捕された15歳の少年が容疑を自供。この供述から他の6人も割り出し、順次逮捕していった。

警察では「同意なくタクシーに乗せ、数十分に渡って連れ回した」という行為について、これを監禁と認定。今回の逮捕容疑は傷害と監禁としている。

《石田真一》

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