「くらしを彩るペイントテクノロジー」---。これをテーマに東京ビッグサイトで開催されたのが「第4回ペイントショー」(6日−8日)だ。4年に1度開催される同ショーには、自動車塗料メーカーをはじめ国内外から194の塗料・塗装会社が出展した。
業界自体は素材関係ということもあって比較的地味な存在だが、このペイントショーは華やかそのもの。入口を入ったところには、華道家・假屋崎省吾氏が作成したオブジェがどんと構え、会場にはさまざまな音楽が流れている。
クラシックの生演奏が行われているかと思ったら、突然サンバのリズムが会場内に響き渡り、昨年の浅草サンバカーニバルで優勝した「浅草バルバロス」のメンバーが派手な衣装でサンバダンスを披露した。
そのほか、マジックショーや新体操、料理愛好家の平野レミ氏のトークショーなど催し物が盛りだくさんだ。8日の土曜日には「それ行け!アンパンマンショー」も行われる。会場にいると、自分がペイントショーに来ているのを忘れてしまうほど。
また、来場した小学生全員に来場記念品が配られたり、来場10万人目の人には假屋崎氏製作のオリジナルブーケがプレゼントされる。塗料・塗装業界に興味がない人にも楽しめるペイントショーであることは間違いない。