ブリヂストン・ファイアストン・ノースアメリカン・タイヤ・エルエルシー(BFNT)とブリヂストン ファイアストン カナダ・インク(BFCA)は、両社の製品であるブリヂストン、ファイアストン、デイトン、その他アソシエートブランドやプライベートブランドのタイヤを値上げすると発表した。
今回の価格改定は市販用、新車装着用、輸出用タイヤが対象で、乗用車、小型トラック、トラック・バス、農業車両及び建設車両用タイヤの価格を最大で5%引き上げる。5月1日から価格改定を実施する。
ブリヂストン・アメリカス・ホールディング・インクのの西山麻比古取締役副会長兼社長は「天然ゴムをはじめ、カーボンブラック、ポリエステル・ナイロン繊維など、かつてない程の深刻な原材料価格の高騰に直面しており、あらゆる部門で業務の効率化と生産性の向上に努めてきたが、これほどの原材料価格の上昇を企業努力だけで吸収することは難しいと判断したことから、今回の価格改定を実施することとした」としている。