17日午前、長崎県長崎市内の駐車場で軽自動車が暴走し、ブロック塀を突き破って約3m下の民家敷地内に落下する事故が起きた。建物に被害は無く、この家の住人とクルマに乗っていた人たちにケガも無かった。
長崎県警・長崎署によると、事故が起きたのは17日の午前10時5分ごろ。長崎市本河内3丁目付近の駐車場で、30歳代の女性が運転する軽自動車が突然加速し、コントロールを失ったまま約10m暴走。斜面側に設置されたブロック塀を突き破り、そのまま約3m下に転落。駐車場と隣接する民家の敷地内に前部を下にするかたちで突っ込んだ。
クルマは建物の直前で止まったため、建物自体に損傷は無く、この家にいた76歳の女性は無事だった。また、クルマには2人が乗っていたが、いずれもシートベルトを装着しており、こちらにもケガは無かった。
車両に異常が見られないことから、警察ではアクセルとブレーキの踏み間違いが事故原因ではないかとみている。