日産自動車は、4月1日付け役員体制を発表した。
常務執行役員クラスでは、今津英敏常務は常務執行役員として車両生産技術本部を担当する。現在同部門を担当している常務の関山定男は鬼怒川ゴムの副社長に就任する予定。
中村史郎常務デザイン本部長は常務執行役員チーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)となる。担当業務はデザインおよびブランドマネジメント。
真行寺茂夫VPは購買部門の一部とRNPO(共同購買本部)を担当しているが、常務執行役員に昇格し、購買技術部とRNPOを担当する。渡辺義章RVP(現追浜工場長)は常務執行役員に昇格し、これまで今津常務が担当していた生産事業本部、国内各工場、海外部品物流管理部を担当する。
執行役員クラスでは、9人が執行役員(CVP)に就任する。現在のVPは、全て執行役員となる。また5人の常務およびVPが退任する。
エマニュエル・ディレイ(現経理部長)は執行役員に昇格し、経理部、設備投資コントローラーおよびグローバルコントロールプロセスプランニンググループを担当する。石渡章弘(現欧州日産VP)は執行役員としてSCM(サプライチェ—ンマネジメント)本部を担当する。
トーマス・レイン(現商品企画本部長)は執行役員となり、商品企画本部を担当する。ジル・ノルマン(元スペイン日産自動車会社社長)は一般海外市場マーケティング&セールス担当執行役員となり、中近東、アフリカ、中南米地域を担当する。
酒井寿治RVP(現横浜工場長)はパワートレイン生産技術本部担当の執行役員に就任する。佐藤明(現財務部担当VP)は執行役員となり国内ネットワーク戦略部を担当し、日産不動産(株)の社長も兼務する。志津田篤(現リソースマネジメント本部副本部長)は執行役員としてR&Dエンジニアリング・マネジメント本部を担当する。田川丈二(現IR部長)は執行役員として引続きIR部を担当するほか、佐藤明VPの後任として財務部を担当する。
ティエリー・ビアデュー(現企画室長)は執行役員となり企画室およびコーポレートベンチマークを担当する。山内康裕(現資材・部品調達部長)は執行役員として第一・第二プロジェクト購買部、資材・部品調達部を担当する。