トヨタ自動車は16日にレクサス『GS450h』の発表会を行ったが、その中で国内営業担当の一丸陽一郎専務はレクサス販売の改善点について、次のように話した。
「お客様にとってたいへん敷居の高いブランドに見えるようで、お客様に来ていただけるための間口を広げる活動と同時に、できるだけ乗っていただく機会を増やしていく」
レクサス販売は苦戦が続き、高級輸入車の引き立て役に回っているが、一丸専務によれば、今年から始めた試乗キャンペーンなどによって、着実に成果が上がっているとのことだ。
また、販売方法にも工夫を凝らしていく方針だという。「輸入車の場合、割賦とかリースとか買い方に幅があるので、私どももお客様にお求めやすいような購入プランを提供していきたい」と一丸専務。
今年秋には旗艦車種『LS』の販売も始まり、これからレクサスの本格的な巻き返しが始まりそうだ。