無免許運転の少年、強引な右折で衝突

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11日未明、茨城県水戸市内の国道6号で、交差点を右折しようとしていた軽自動車と、直進中の大型トラックが出会い頭に衝突する事故が起きた。この事故により、軽自動車に乗っていた3人が死傷。トラックの運転手も軽傷を負った。

茨城県警・水戸署によると、事故が起きたのは11日の午前1時45分ごろ。水戸市東桜川付近の国道6号で、右折中の軽自動車と直進中の大型トラックが出会い頭に衝突した。

軽自動車はトラックに踏み潰されるようにして大破し、同乗していた16歳と19歳の男性が胸部を強打し、肺挫傷などが原因で死亡。運転していた19歳の少年も頭部を強打し、意識不明の重体となっている。また、トラックを運転していた41歳の男性も胸を打撲する軽傷を負い、近く病院に収容されている。

軽自動車を運転していた少年は無免許だが、死亡した19歳の男性は「友人のクルマの運転練習に付き合ってくる」と家族に言い残して外出しており、少年の運転練習中に事故に巻き込まれたものとみられている。

直接の原因は軽自動車側の強引な右折にあったとみられ、トラックを運転していた男性は警察の調べに対して「直前で右折してくるクルマに気づいて、急いでブレーキを踏んだが間に合わなかった」と証言している。

《石田真一》

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