【ストラーダ HDS955 長期リポート その3】見やすさアップの地図描画

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ストラーダ『HDS955』はビジュアルコンテンツの視聴にフォーカスし、モニター画面の改良を行なっているが、これけに合わせて地図画面自体の改良も同時に行なわれている。細かな部分の調整ではあるものの、見栄えは確実に向上している。

今回の改良によって、もっとも変化したのは道路の描画方法だ。2004年モデル(HDS950)では幹線道以外の道路を白色で表示していたが、HDS955ではこれを灰色で表示するようになった。100mスケールや50mスケールで表示した場合、とくに大都市圏では建物の中に道路が沈んでいるような状態でちょっと見にくかったが、表示を灰色に変え、コントラストを際立たせたことでいっそう見やすいものに。

また、50mスケール以下では描画に使う色を従来よりも増やしており、建物の形が把握しやすくなっている。ランドマーク表示はひと回り小さくなり、こちらもすっきりとした印象になったが、ストラーダFクラスのワイドVGAは高精細タイプなので、こちらもストレスなく確認することが可能。ランドマーク表示件数の多い都市部でも大丈夫だ。

また、VGAモニターだからこそ…といった感じなのが、3D描画の「ドライビングバーチャルシティマップ」と、都市高速道路で表示される「ハイウェイ・スーパーライブビュー」、そして「ライブビュー交差点拡大図」の3つ。見ていて楽しく、そして驚かされるのは事実。「最近のカーナビはここまでできる」というのがよくわかる。

カーナビの機能として地図描画は大きなウェイトを占めるが、それ以上に重要なのはナビ自体の精度。この点でもHDS955は優れている。3Dジャイロを内蔵しているのはもちろん、その機能をフルに生かす“SALAS”(サラス)があり、GPS衛星からの電波が受信できない高架下やトンネル内でもきっちりと現在地を表示する。この精度こそがストラーダシリーズの自慢でもある。

《石田真一》

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