勤務先のクルマを無免許運転し、ひき逃げ

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2月28日夜、鳥取県米子市内の国道431号で、走行中の軽自動車に後続の乗用車が追突し、軽自動車を運転していた男性が負傷する事故が起きた。警察では勤務先のクルマを無免許で運転していた23歳の男を業務上過失傷害などの容疑で逮捕している。

鳥取県警・米子署によると、事故が起きたのは2月28日の午後7時40分ごろ。米子市富益町付近の国道431号で、走行中の軽自動車に対し、後ろから走ってきた乗用車が追突した。軽自動車を運転していた54歳の男性は左足などを打撲する軽傷を負ったが、乗用車はそのまま逃走した。

警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。後続車がナンバプレートを目撃していたこともあり、この情報を中心に車両の捜索を行ったところ、米子市内で前面部を小破させた不審なクルマを発見した。ナンバーも一致しており、運転席にいた23歳の男に職務質問を行ったところ、ひき逃げ容疑を認めたために業務上過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

事故当時に乗っていたのは男が勤務する会社所有のクルマだったが、男は無免許だった。警察では会社の関係者が男の無免許を認知していたのかや、クルマの運転を許可していたのかなどを含め、詳しい事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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