首都圏タクシー事業大手の飛鳥交通は、5月から順次、同社グループ所有のタクシー全車1061台に電子マネー「Edy」の決済端末を導入する。
Edyについては詳しく説明するまでもないが、ビットワレットが管理するプリペイド型電子マネーサービスのブランドで、あらかじめチャージ(入金)しておけば、専用読取端末にタッチするだけでスムーズに支払いができるというものだ。
この手軽さが受けて、全国規模で急速な広がりを見せている。このおかげで、硬化の流通量が減ってしまったほど。そのEdyがついにタクシーの業界にまで導入されることになったわけだ。
飛鳥交通のほかに、6月からはANZENグループもEdyを採用する。両社とも、Edyが顧客満足の向上に寄与するものと期待しており、ほかのタクシー会社でも採用するところが出てくるに違いない。