25日未明、和歌山県和歌山市内の市道で、路上にクルマを止めていた男性が男に因縁をつけられ、顔面を殴打される事件が起きた。警察ではこの男を暴行の現行犯で逮捕したが、男は容疑への関与を否認しているという。
和歌山県警・和歌山東署によると、事件が起きたのは25日の午前2時10分ごろ。和歌山市新中通6丁目付近の市道で、44歳の男性が路上にクルマを駐車していたところ、歩いてきた男から「クルマがジャマだ」と因縁をつけられた。
男がクルマを傷つけるような素振りをしたため、男性がこれを制止しようとしたところ、男は男性の顔面を数回に渡って殴打した。その後、男は通報を受けて駆けつけた警察官に暴行の現行犯で逮捕されている。
後の調べで逮捕されたのは同市内に住む32歳の男と判明。調べに対して男は暴行の事実を否認。路上駐車のクルマがジャマだということは強固に主張し、男性に注意したことは正当化するような発言をしているという。警察では路上駐車原因の交通トラブル事件として、動機などを追及する方針だ。