信号無視のクルマ、タクシーと激突

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25日未明、愛知県春日井市内の国道302号線で、乗用車とタクシーが出会い頭に衝突する事故が起きた。タクシーは大破し、乗客の自衛官と運転手の合わせて5人が死傷、乗用車の2人も軽傷を負った。事故は乗用車側の信号無視が原因とみられている。

愛知県警・春日井署によると、事故が起きたのは25日の午前1時ごろ。春日井市味美白山町付近の国道302号で、信号無視の状態で交差点に進入してきた乗用車と、青信号に従って交差点を通過しようとしていたタクシーが出会い頭に衝突。乗用車の速度が高かったこともあり、タクシーは弾き飛ばされて大破した。

タクシーには乗客として小牧基地所属の航空自衛官4人が乗車していたが、このうち男性2人が死亡し、男性1人が頭部強打で意識不明の重体。残る女性1人と運転していた68歳の男性が重軽傷を負った。また、乗用車を運転していた26歳の男と、同乗していた4歳の女児は打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

警察では乗用車を運転していた男を業務上過失致死傷と道路交通法違反(酒気帯び運転、信号無視)の容疑で逮捕している。男は調べに対して飲酒の事実を否定している。現場は片側3車線の国道と、同2車線の県道の交差点。見通しは非常に良いという。

《石田真一》

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