ポルシェ・エンジニアリング・アワードを3人の学生が授与

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ポルシェ・エンジニアリング・アワードを3人の学生が授与
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ポルシェAGとプラハ工科大学は、第1回となる「ポルシェ・エンジニアリング・アワード」を3人のプラハ工科大学卒業生に授与した。

プラハのベツレヘム礼拝堂で行われた同大学工学部の卒業式典で、ポルシェ・エンジニアリング・グループのDr. ペーター・シェファー氏が最優秀賞をヤロスラフ・ルケシュ氏に手渡した。ルケシュ氏の研究は「椎間板のミクロ組織における弾力に関する調査」で、ポルシェとプラハ工科大学の代表者から構成される審査員は、受賞の理由を「この種の生体力学的情報は、自動車工業における将来的な要求事項にとって非常に重要であるため」としている。 

また、その他2人の受賞者はペトル・ストラコシュ氏とナターリエ・ソウチコヴァー氏で、彼らの「リアルタイム画像認識」と「流れ視覚化」に関する研究が認められた。これら3名の受賞者全員に賞金が贈られ、最優秀者にはさらにプラハのポルシェ・エンジニアリング・サービスで博士号研究を行うことのできるポジションが与えられる。

ポルシェとプラハ工科大学は、1996年から技術演算およびシミュレーションの分野で協力関係にある。今後「ポルシェ・エンジニアリング・アワード」は、プラハ工科大学の学生によって書かれた3つの最優秀学位論文に対し毎年授与される予定だ。

《レスポンス編集部》

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