そこにはいない…思い込みで男性をはねる

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18日午前、滋賀県米原市内の産業廃棄物処分場で、重量計量場付近で写真撮影を行っていた男性がバックで進入してきた普通トラックにはねられて死亡する事故が起きた。警察ではこのトラックを運転していた64歳の男を逮捕している。

滋賀県警・米原署によると、事故が起きたのは18日の午前11時25分ごろ。米原市大野木付近にある産廃処分場で、場内入口近くの重量計量場付近で写真撮影を行っていた41歳の男性が、ここにバックで進入してきた64歳の男が運転するトラックにはねられた。

トラックは接触に気づかず進行。男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打が原因で間もなく死亡した。警察ではトラックを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。男性の死亡確認後は容疑を同致死に切り換えて調べを進めている。

調べによると、死亡した男性は報告書用の写真撮影をするため、勤務先のトラックを計量機に載せた状態で離れた場所から撮影を行っていた。事故を起こした男はそこに人がいないと思いこみ、安全確認を怠ったまま漫然とトラックを進入させたとみられている。

《石田真一》

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