シカゴモーターショーにビッグマイナーチェンジを受けたリンカーン『ナビゲーター』が登場した。最大の変更点はフロントマスクだ。
グリルもこれまでの縦格子状の「ウォーターフォール(滝)」から一変。HIDヘッドランプにまでオーバーラップさせる細かい縦横格子で、アッパーグリルが太いクロームバーから「パワードーム」フードへと続き大迫力のフロント周りを演出している。
ファッション眼鏡をモチーフにしたメーターパネルなど、インテリアにも大きく手が加えられている。厚みを増したガラスは静粛性アップに貢献。サイドシルにすっきり収まる収納式のサイドステップや20インチホイールなども設定された。
エンジンは、先の05年モデルに投入された300hpを発揮する5.4リットルV8で、6ATとの組み合わせにも変更はないが、フレームとリアの独立懸架サスは一新され、乗り心地とハンドリングが高められた。