交通トラブル仲裁の女性、後続車にはねられ死傷

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5日未明、愛知県名古屋市緑区内の国道23号で、車線の中央部に立っていた女性2人がクルマにはねられて死傷する事故が起きた。2人が乗ってきたクルマの運転者は進路を巡った交通トラブルが原因でケンカをしていたという。

愛知県警・緑署によると、事故が起きたのは5日の午前2時ごろ。名古屋市緑区大高町付近の国道23号で、車線の中央部付近に立っていた女性2人が後方から走ってきた23歳の男性が運転する乗用車が衝突した。2人は数メートル弾き飛ばされており、近くの病院に収容されたが、41歳の女性が出血多量で約4時間後に死亡、28歳の女性も全身打撲の重傷を負っている。

現場は片側3車線。2人はそれぞれ別のクルマに乗っていたが、双方のクルマを運転していた男性は進路を巡ってトラブルとなり、第1車線にクルマを止めてケンカをしていた。逃げる側を追って一時は第3車線まで進出していたが、これを心配した女性が仲裁に入ろうと車外に出たところ、第1車線と第2車線の間ではねられたらしい。

警察ではケンカをしていた双方の運転者からも事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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