吹雪で視界不良、10台が多重衝突

自動車 社会 社会

3日午後、秋田県大仙市内の秋田自動車道下り線で、吹雪による視界不良のために本線上に停車していた2台の乗用車に対し、後続のトラックや乗用車など10台が次々に追突する多重衝突事故が発生した。この事故で7人が重軽傷を負っている。

秋田県警・高速隊によると、事故が起きたのは3日の午後3時50分ごろ。大仙市大巻大巻野付近の秋田自動車道下り線で、本線上に停車していた2台の乗用車に対し、後続のトラック6台と乗用車4台が次々に衝突。車両12台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故によって停車していた2台のクルマは大破。このうち1台に乗っていた40歳の男性が胸部強打で肋骨を折る重傷を負ったほか、後続車の6人も打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。

現場は片側2車線の直線区間。事故当時は吹雪のため視界が50m以下となっており、2台のクルマの運転手は視界が失われたことに危険を感じて停車。その直後に後続車が突っ込んできたという。警察では後続車も吹雪で視界を失っていたとみて、事故の当事者から発生状況について事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース