トヨタ自動車は、『カムリ』をフルモデルチェンジし、30日から発売開始した。新型カムリは、「ミディアムセダンの新たな世界基準の創造 」をテーマに開発した。パッケージや、高い車両運動性能、クラス世界トップレベルの安全・環境性能などが特徴。
新型車はダイナミックなスタイルと快適な室内空間を両立させたパッケージを採用した。ホイールベースとトレッドを拡大したパッケージで、後席の広くフラットな足元スペースをはじめ、ゆとりのある快適な室内空間を実現した。
各部を新設計した2.4リットルガソリンエンジンを搭載し、「5 Super ECT」5ATを新設定したほか、軽量・高剛性ボディの採用やシャシーの進化などによって車両運動性能の高度化を図った。
コンパティビリティの概念をとり入れ、全方位からの様々な衝突に対応し、さらに進化した衝突安全ボディGOAを採用した。特に側面衝突については、衝撃をボディ全体で分散・吸収できるようにマルチロードパス構造により、側面強度を向上させ、客室変形量を低減した。さらに、運転席SRSニーエアバッグ、前席SRSサイドエアバッグ&前後席SRSカーテンシールドエアバッグをはじめとするSRSエアバッグの全車標準装備により、安全性能を強化した。
月販目標は1000台。価格は247万8000−336万円。