独ダイムラークライスラーは24日、同グループの管理職を対象に3年間で6000人の人員を削減する計画を発表した。対象となるのは財務、経理、人事などの管理職で、グループ全体で約3万人いるため、その2割を削減する。
リストラ費用は3年間で24億ドル(2800億円)を見込んでいるが、リストラにより3年間で36億ドル(4100億円)の費用削減が可能となるという。1月に新社長に就任したディーター・ツェッチェ新社長による改革の第一歩といえる。
また、業績不振の『スマート』部門をイタリアのスクーターメーカー、ピアジオに売却するという一部報道については、両社とも否定している。