日産自動車は、連結販売会社の日産サティオ兵庫が、日比谷公会堂で開催された第46回交通安全国民運動中央大会で、交通安全優良事業所表彰を受けたと発表した。表彰は「交通安全対策を積極的に推進し、交通事故の防止に顕著な功績のあった事業所等」を対象としている。
サティオ兵庫と全国の日産系ディーラーは、従来からの幼児・児童向け交通安全啓発に加え、政府が2003年に打ち出した高齢者交通安全対策についても関係諸団体と連携して取組んでいる。
昨年は販社も交通安全活動の推進者であるという認識を醸成し、交通事故予防の実効性をさらに向上させるため、草の根活動を実施する上で有効な事故予防ポイント集を日産が開発し、販社が近隣の幼稚園児等に啓発絵本を配布することで地域に根ざした交通安全活動を実践した。
中でも、今回表彰されたサティオ兵庫は、都道府県別交通事故死亡者数全国ワースト7位(2004年)の兵庫県の現状を踏まえ、2005年7月から11月末までに延べ1600部の啓発絵本を配布するとともに、事故予防のポイントを手渡し時に言い添えることにより注意を喚起し、同県の交通事故死亡者数減少に貢献したことが称えられた。