グリップ変化で吹っ飛ばされる…凍結から乾燥へ

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3日未明、千葉県木更津市内の市道で、凍結路面でコントロールを失ったとみられる乗用車が道路左側の縁石に接触した後に弾き飛ばされ、道路右側のブロック塀に激突する事故が起きた。この事故でクルマに乗っていた2人が死傷している。

千葉県警・木更津署によると、事故が起きたのは3日の午前3時40分ごろ。木更津市請西4丁目付近の市道で、30歳の男性が運転する乗用車が道路左側の縁石に接触した後、その反動で弾き飛ばされ、道路右側に立つアパートのブロック塀に激突した。

クルマは衝突によって大破し、運転していた男性が頭部強打で間もなく死亡。助手席に同乗していた32歳の女性も展開したエアバッグで顔面を強打する重傷を負っている。

現場は見通しの良い直線区間。手前20mほどにある橋の路面が凍結しており、クルマはここでスリップした後、乾燥した路面に乗り上げることでタイヤのグリップが回復。制御不能になったまま衝突を繰り返したと推測されている。

《石田真一》

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