自転車で国道横断の親子、ひき逃げされ死亡

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20日夜、福岡県北九州市小倉北区内の国道3号線で、2人乗りの自転車が道路を横断しようとしていたところ、走行してきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。クルマはそのまま逃走しており、警察が行方を追っている。

福岡県警・小倉北署によると、事故が起きたのは20日の午後7時30分ごろ。北九州市小倉北区上富野3丁目付近の国道3号線で、近くに住む59歳の男性と、12歳の男子中学生が自転車に2人乗りして道路を横断しようとしていたところ、左方向から走ってきた乗用車と衝突した。2人は自転車ごと数メートル弾き飛ばされ、転倒した際に頭を強打。病院に収容されたが、間もなく死亡した。

2人をはねたクルマは小倉市中心部方向に逃走しており、警察では死亡ひき逃げ事件と捜査を開始。その後の調べで容疑車両がホンダ『プレリュード』だったことが遺留品から判明している。フロントガラスが自転車との衝突によって大破したとの情報もあり、警察では目撃情報を募っている。

現場は見通しの良い片側2車線の直線区間。自転車は信号機や横断歩道の無い箇所を横断している最中に事故に遭ったとみられる。

《石田真一》

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