高級車を使えば怪しまれない…窃盗常習者が明かす

自動車 社会 社会

滋賀県警は20日、11月下旬に湖南市内の民家で現金を盗んだとして逮捕された43歳の男が、警察の摘発や職務質問を逃れるため、高級車を使って移動を繰り返していたことを明らかにした。

滋賀県警・甲賀署によると、この男は自動車ブローカーを自称する43歳の男。11月29日未明に湖南市内の住宅に侵入し、現金約7万5000円を盗んだとして窃盗容疑で逮捕。その後の調べで2003年4月ごろから同様の侵入盗を繰り返し、関西を中心とした2府6県で約500件の事件に関与していたことがすでに判明している。

男は現場までクルマで移動していたが、トヨタ『セルシオ』や日産『フーガ』などの高級車を使用。その理由として「高級車に乗っている方が警察官からも職務質問をされにくく、スピードも速いので現場からすぐに離れることができる」などと供述している。

被害に遭ったのは、いずれも高速道路のインターチェンジからクルマで数分の距離にある民家ばかり。一晩に10軒以上に侵入することもあったが、高級車を使った「ヒット&アウェー」で数をこなしていたとみられている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集