地図に夢中、集団登校に突っ込む

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19日朝、埼玉県戸田市内の市道で、集団登校中の小学生児童6人の列に対し、右折してきた普通トラックが突っ込む事故が起きた。この事故によって9歳の男児が死亡。その姉で12歳の女児が重傷を負っている。

埼玉県警・蕨署によると、事故が起きたのは19日の午前8時5分ごろ。戸田市川岸3丁目付近の市道で、近くの小学校に通う児童6人の列に対し、交差点を右折してきた普通トラックが突っ込んだ。

トラックは先頭付近を歩いていた2人を直撃。9歳の男児が頭部強打によって死亡。その姉で12歳の女児が腰の骨などを折る重傷を負っている。警察ではトラックを運転していた33歳の男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕。男児の死亡確認後は容疑を同致死に切り換えて捜査を進めている。

現場は比較的見通しの良い交差点で、信号機や横断歩道が設置されている。警察の調べに対して男は「道がわからなくなり、地図を見ながら運転していた。前方をよく見ていなかった」などと話しているという。

《石田真一》

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