凍結路面でスリップし、対向の大型バスと正面衝突

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10日午後、長野県大町市内の国道148号線で、雪でスリップしたとみられる乗用車が対向車線側に逸脱し、対向してきた大型バスと正面衝突する事故が起きた。乗用車は大破し、乗っていた2人が死傷している。

長野県警・大町署によると、事故が起きたのは10日の午後0時15分ごろ。大町市平付近の国道148号線で、交差点を進行していた乗用車が速度を維持したままスリップして対向車線側に飛び込み、対向車線を順走してきた京王バス東が運行する路線高速バス(新宿発、白馬八方行き)と正面衝突した。

この衝突事故によって乗用車は大破。助手席に同乗していた20歳の男性が頭部強打で間もなく死亡。運転していた22歳の男性も全身強打で重体となっている。バスの乗客9人にケガは無かったが、運転手は足などを打撲する軽傷を負っている。

現場は片側1車線の直線路だが、事故当時は積雪した路面がアイスバーン状となり、非常に滑りやすい状態だった。乗用車は40km/h程度の速度を保ったまま対向車線側に逸脱したとみられており、警察ではスリップしてコントロールを失ったことが事故の主因と推測している。

《石田真一》

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