日本自動車工業会が発表した10月の自動車生産実績は、前年同月比1.0%減の88万8505台で、3カ月連続のマイナスだった。1月から10月までの累計は前年同期比1.8%増の895万2515台で、年間生産台数が1000万台超えは確実。
車種別では、乗用車が同1.4%減の73万2203台で、3カ月ぶりのマイナスだった。このうち、普通車は同1.2%減の34万5549台、小型四輪車が同0.8%減の27万4324台、軽四輪車が同3.7%減の11万2330台だった。
トラックは同0.2%増の14万9772台で微増ながら4カ月ぶりに前年同月を上回った。普通トラックが同12.9%減の5万9053台だったものの、小型トラックが同9.2%増の3万9098台、軽トラックが同12.6%増の5万1621台だった。
バスは同29.2%増の6530台だった。
10月の国内需要は同0.3%増の42万7485台とほぼ横ばいだったが、輸出が同3.3%増と伸びた。