ホンダが発表した10月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産台数は、前年同月比2.1%増の27万8718台と3カ月連続のプラスで順調に推移した。
国内生産は同5.8%減の9万9304台で、4カ月連続のマイナス。輸出が低迷しているのが主因だ。
国内販売は同5.7%増の5万3791台と2カ月連続のプラスだった。輸出はほぼ全地域で落ち込み同12.7%減の3万9424台と、2ケタのマイナスで、3カ月連続のマイナス。
海外生産は同7.1%増の17万9414台と好調だった。3カ月連続のプラスで、北米がアラバマ工場の第2ラインが2直体制となってフル稼働となったことから同12.4%増だったのに加え、アジアも同2.9%増だった。欧州が同13.6%減と大幅に落ち込んだ。