矢野経済研究所は、世界のディーゼルエンジン乗用車市場についての調査結果をまとめた。調査は自動車メーカー、サプライヤー、関連団体・企業に対してヒアリング調査を行った。調査期間は今年7月から10月まで。
日米と欧州主要5カ国のディーゼル乗用車市場は、2004年が636万台。調査の結果、米国で2007年モデルイヤーから軽トラック市場にディーゼル車が本格導入され、日本にはディーゼル乗用車の導入が2008年から開始するなど成長し、2015年には2004年比36%増の868万台になる見込み。
日本では新車登録台数11%、36万台がディーゼル車になると予測。米国はディーゼル車への税制優遇措置や石油価格の高騰で、ピックアップやSUV、ミニバンでディーゼル化が進む見込み。