三菱電機は、車載用地上波デジタルTVチューナー『TU-100D』を12月1日から発売すると発表した。三菱電機では受信性能を改善する新エンジンを開発し、走行中でも安定した受信を可能となる地上波デジタルTV放送チューナーを発売することになった。
2003年からサービスが始まった地上波デジタルTV放送は2006年には全国でそのサービスを展開。2011年にはアナログからデジタルに全て切り替わる予定だ。
アナログに比べ、デジタルは、安定した受信と弱電界の元でも良質の映像を得られるが、移動するクルマでの受信は、電波がビルなどにさえぎられたり反射して干渉を引き起こしたりして受信状態が変化するために、安定した映像の視聴が難しいとされてきた。
メーカー希望小売価格は10万5000円。