三菱自動車が組織改正…リスクマネージメント機能集約など

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三菱自動車は、10月1日付けで組織改正を実施すると発表した。

今回の組織改正では、CSR推進本部事務局にあるリスクマネジメント推進担当部門を管理本部に移管し、「リスクマネージメント推進チーム」を新設する。管理本部の総務・人事部門が自然災害対策の企画・運営を担当している部署があるため、リスクマネジメントに関わる業務を管理本部に集約し、リスク予防や自然災害などの対応強化、効率化を図るのが狙い。

リスク対策の一環として同チームに「情報セキュリティ管理事務局」を設置し、個人情報保護の社内とりまとめなど、情報セキュリティ管理を強化する。

また、欧州本部にある欧州部を「欧州第1部」、「欧州第2部」に再編する。PSAへのOEM事業やネッドカーなどの対策を強化するのが狙い。

このほか、調達企画部に、コスト低減協業推進室、グローバルインテグレーション推進部室、商品購買プロジェクトを統合して、調達企画部がグローバル購買本部内の企画・管理業務全般を統括する。グローバル購買本部の業務を発注・契約する部署と企画・管理する部署に分けて組織を簡素化するとともに、コスト低減や資材費管理などを集約することで、調達企画部がトータルに機動的、効率的な運営を目指す。

《レスポンス編集部》

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