ラリージャパン参加のために来日したシトロエンWRCチームは24日、記者会見を行なった。セバスチャン・ローブは、ラリー・グレートブリテンでの故意にペナルティを受けたことは自身で決めたと語った。
ラリー・グレートブリテン最終日の18日、プジョーのコ・ドライバー、マイケル・パークが事故死、プジョーチームはグレートブリテンから撤退した。その時点でローブは年間タイトル獲得の見込みとなったが、最終タイムコントロールに故意に早着して決定を回避した。
他人の不幸に乗じたくなかった、とローブ。「基本的にタイトル回避は私自身が決めた。だが私だけで決めることではないのでチームを説得し、チームが私の考えを受け入れてくれたのでうれしかった」
ローブは年間王者タイトル獲得まであと6ポイントとなっている。
