9月9日から15日までのETCの普及・利用状況の速報が国土交通省道路局から発表された。それによると、全国の平均は、49.3%と、前週よりも0.6%ダウンした。全国平均では、ほぼ2台に1台はETCを利用していることになる。
道路公団別に見ると、日本道路公団が47.7%と前週よりも0.6%、阪神高速道路公団が47.4%と前週よりも0.3%、本四連絡橋公団が50.4%と前週よりも0.6%、それぞれ利用率がダウンした。首都高速道路公団は、58.6%と前週と同じ利用率だった。
確かに料金所渋滞は減ってきたと思われが、時折、料金所の先の渋滞のために、新座本線料金所ではETCレーンが渋滞するという現象も発生している。一般道に下りた後のクルマの流れをいかにスムーズに流すか、ETCレーンの効果的な配置が今後の課題だろう。
普及状況については、9月10日時点で約14万台がETC車載器のセットアップを行った。ハイウェイカードの販売が終了するなど、ETC普及にとっては追い風要因が多い。