損保保険ジャパンは、自動車保険で、耳や言葉の不自由な顧客向けのバリアフリーザービスとして、FAXでの事故受付サービスと契約内容変更受付サービスを10月1日から開始する。
同社は現在、365日の事故対応サービスや365日の契約内容の変更受付サービスを行っているが、夜間・休日の事故サービスセンターなどへの連絡はフリーダイヤルの電話に限られていた。そのため、耳や言葉の不自由な顧客は、代理連絡をする必要があった。
また、同社では、耳や言葉の不自由な顧客が事故連絡を自力で完結できる方法として、ホームページによる事故受付サービスを実施したが、パソコンを持っていない顧客や得意でない顧客から、より簡便な事故連絡方法についての要望が寄せられていた。
そこで、このような要望に応えようと、FAXによる事故受付サービスや契約内容の変更受付サービスを開始することにしたわけだ。損保ジャパンでは、企業の社会的責任(CSR)を果たす意味からも、今後このようなサービスの拡充に努めていくそうだ。